皆さんの好きなお酒は何ですか?
最近は、「若者の酒離れ」なんて言われていたりもしますが、40代以上の皆さんはおそらく「とりあえずビール(生)」という人も多い世代ではないでしょうか。
私もその一人ですが、割と2杯目以降もビールでいけるクチです。
それくらい、普通にビールが好きです。ただし、やはり年とともに気になるのは「プリン体」…。好きだけれども、量は飲まないように気を付けています。
とは言っても、コロナ禍ですっかり外で飲む機会がなくなり、生ビールがとても恋しい今日この頃。生ビールは飲めないとしても、自宅でビールを楽しみたい!!
スーパー、コンビニには、ビールだけでも種類が豊富に揃っていますが、結局どれが一番美味しいのでしょうか?
第1のビール
発泡酒や第3、第4のビールの登場で、味も値段も幅広い缶ビール界隈ですが、こだわりたいと思ったときに、改めて見直したいのが第1のビールです。
ビールか発泡酒か、酒税法では下記のように分類されています。
- ビール
ビールは、A 麦芽、ホップ及び水を原料として発酵させたもの(麦芽の使用割合100%)及びB 麦芽、ホップ、水及び麦、米や果実、コリアンダーなどの香味料等の特定の副原料を使用して発酵させたもので、麦芽の使用割合が50%以上のものをいいます。 - 発泡酒
発泡酒は、麦芽又は麦を原料の一部とした発泡性のある酒類で、具体的には、A 麦芽の使用割合が50%未満のもの、B ビールの製造に認められない原料を使用したもの、C 麦芽を使用せず麦を原料の一部としたものが該当します。
なお、発泡酒については麦芽の使用割合により税率が3分類に区分されています。
【出典】国税庁:ビール・発泡酒に関するもの
ビールに該当するものの中から、さらに絞り込むとすると…
まあ、正直、各々の好みに合わせて好きなものを飲んだら良いのですが、冒頭でも触れましたように、健康を気にしなければならない年代としては、成分も気にしていきたいところです。
コーン・スターチ
各ビールの成分を見比べていくと、大きな違いは、「コーン・スターチ」が含まれるか否か。
コーン・スターチとは…
コーンはとうもろこし、スターチはでんぷんを指します。
要するに、これらが含まれるものは、上記分類のビールのうちBに該当する副原料を使用して発酵させたものということになります。
そうであるならば、より純度の高いAのビールを選ぶと良いのではないか、ということに行き着きます。
麦芽100%ビール
Aのビール=麦芽100%ビール
その特徴として、麦の香味が強いコクのあるものになります。また、反対に副原料を使用すると味が軽快になります(「国税庁:ビール・発泡酒に関するもの」より)。
では、具体的にどのビールが該当するのでしょうか?
・キリン 一番搾り
・サントリー モルツ、プレミアムモルツ
・サッポロ ヱビスビール
・ハイネケン
などが主な麦芽100%ビールです。
ビール好きの皆様は、既に好みのビールを見つけている方も多いと思いますが、このような視点で選んでいくのもひとつかと思います。
ぜひ、こだわりを持って、家飲みやオンライン飲み会を楽しんでいきましょう。
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