「中田敦彦のYouTube大学」にて、ほめ方、叱り方について解説されていました。
これがとてもわかりやすく、現在4歳の息子を持つ私にとって非常に参考になる内容でした。
これ、聞いていて耳が痛いというか、あるある過ぎて笑ってしまうくらい、自分自身反省する部分が非常に多くありました。なので、自戒の念を込めつつ、きっと他の方のお役にも立てるかと思いますので、まとめてみました。
元ネタは、島村 華子 (著)「モンテッソーリ教育・レッジョ・エミリア教育を知り尽くした オックスフォード児童発達学博士が語る 自分でできる子に育つ ほめ方 叱り方」です。
こちらの書籍の解説を中田さんがされていて、その解説動画を観た私が、ポイントをまとめたのがこちらの記事ということになります。
ほめ方の鉄則
3種のほめ方
- おざなりほめ×
→ながらほめ→モチベーションが下がる、不信感が生じる - 人中心ほめ×
→個別の案件を褒めるのではなく、人格、才能など全体を褒める→プレッシャーになる、チャレンジできなくなっていく - プロセスほめ○
→これができると、上手くいったときもそうでないときも褒めることができる→努力しようと思える
上手な褒め方3ポイント
- 成果よりプロセス
- 具体的にほめる(むやみにほめない)
- 質問する(自由回答式)→求められるのは「傾聴力」
叱り方の鉄則
罰の4つの問題点
- より攻撃的・反発的になる
- 力による解決の正当化
- 関係悪化
- 反省を促せない
人は罰を与えても反省できない。憎しみしか生まない。
上手な叱り方4ポイント
- ダメ・違うをできるだけ使わない→力で押さえ込まない
- 結果より努力・プロセス
- 理由を説明
- 気持ちを正直に
放置もダメだけど、独占もダメ。
それは、クレーム処理の専門家のように。
とにかく丁寧に対応することが必要。根気がいるのです。
大切な習慣
わたしメッセージ
「行動」「感情」「影響」「提案」→一緒にルールを考える
それは、仲裁に入る弁護士のように。
「親の毎日の習慣を丁寧に変えていく」これを実践していきましょう。
例)ゲーム・スマホは30分を守らせるには?
一例として、このよくある質問に対しては、下記のように提案することが推奨されます。
「なぜ30分以上ゲーム・スマホを使用すると良くないのか。目も悪くなる、姿勢も悪くなる、そうなったら自分も悲しい。でも実際にやってしまう。もっとやりたいんだよね。じゃあ、どうしたら良いと思う?」
こうやって一緒に考えていくということは、子どもを信頼しているということでもあるのです。
最後に
※肩の力を抜いて、親の幸福さの重要性を認識することが大切。
「少しずつ、一歩ずつ、1日ひとつを意識して行ってみることから一緒に始めていきましょう」と、自分はまだ0点だという中田さんの言葉で動画は締められています。
私も本当に0点だなと、反省の連続でした。「ゲーム、YouTube、約束どおり終われないならもうやらせないよ!Switch捨てるよ!!」「プラレール、片付けないなら、もういらないんだね!全部捨てるよ!!」
はい、なぜそれがいけないのか、そうすべきなのか、理由をしっかりと伝え、一緒に考えていくことにします。
そして、結果だけに目を向けるのではなく、プロセスを具体的に評価できるように、自分自身の意識を変えていきます。
これは良くない、こうした方が良いというポイントがわかりやすく提示されているので、すぐに実践することが可能であるという非常に有益な動画でした。
実際の中田さんの動画は下記よりご覧ください。
コメント